(ニュースから)若年層の未婚理由、明らかな男女差…少子化白書

 政府は17日の閣議で、2014年度版「少子化社会対策白書」を閣議決定した。

 第1子を出産した女性の平均年齢が2012年で前年より0・2歳高い30・3歳となるなど「晩産化」が進んでいるとして、仕事と子育てを両立出来る職場環境の実現が必要だと指摘した。

 12年の平均初婚年齢は、男性が30・8歳(前年比0・1歳上昇)、女性が29・2歳(同0・2歳上昇)と晩婚化も進んだ。

 内閣府が昨年秋に全国の20~79歳の男女1639人を対象に行った意識調査で、若年層の未婚、晩婚化の理由について聞いたところ、女性の回答は「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」(55・3%)が最も多かった。男性は「経済的に余裕がないから」(52・0%)が最多で、男女間の意識の差が浮き彫りになった。

 「子どもを持つ場合の条件」について、20~40代の女性は「働きながら子育てができる職場環境」という回答が最も多かった。

若年層の未婚理由、明らかな男女差…少子化白書 (読売新聞) – Yahoo!ニュース
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