(ニュースから)国籍なきロヒンギャ族 実は群馬・館林に定住進む

国籍なきロヒンギャ族 実は群馬・館林に定住進む:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASH5V7G8FH5VUQIP06B.html

彼らには国籍がない。
少数民族6千人が海上漂流か

 ミャンマーから日本に逃れてきたイスラム教徒のロヒンギャ族の人たち。群馬県館林市を中心に200人以上が暮らす。1990年代から偽造旅券などを使い来日し、難民認定されたり、在留資格を与えられたりして徐々に定住が進んでいる。

 仏教徒が多いミャンマー。政府は彼らを移民とみなし、国籍を認めていない。移動や結婚も制限している。迫害のない生活を求めて来日したが、「無国籍者」を認定する法的な仕組みがなく、日本語学習など公的支援を受けることができていない。

 5月には東南アジアで密航船から大勢のロヒンギャ族が救出され、国際的に問題が広がっている。日本にも無国籍者の権利保護をうたう国際条約への加入や、法的な位置づけが求められている。

(一定期間が過ぎると消えてしまう有用なニュースを掲載しています。)