(ニュースから)【日英首脳会談】安全保障面の協力で一致 安倍首相「中国の一方的な活動に対し、国際社会の連携が必要だ」

【日英首脳会談】安全保障面の協力で一致 安倍首相「中国の一方的な活動に対し、国際社会の連携が必要だ」 – 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/151116/plt1511160013-n1.html

【アンタルヤ=小川真由美】安倍晋三首相は15日夜(日本時間16日未明)、英国のキャメロン首相とトルコのアンタルヤで会談し、パリ同時多発テロを受け、テロ対策で緊密に連携する方針で一致した。9月の安全保障関連法の成立を踏まえ、安全保障分野での協力を進めることで合意した。

 安倍首相は東、南シナ海で海洋進出を図る中国に関し「中国の一方的な活動は継続しており、国際社会が連携した対応が必要だ」と強調。キャメロン氏は「中国を透明なルールに基づくシステムに組み入れていくことが重要だ」と応じた。ただ、英国は10月の習近平国家主席との会談で、原子力発電や高速鉄道に対する投資など約400億ポンド(約7兆4000億円)の商談を企業間で進めることで合意しており、キャメロン氏は「中国と対話していくため、経済関係のパートナーシップを作り上げていきたい」とも述べた。

 両首脳は、テロ対策でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」など国際テロリズムへの早急な対応が不可避との認識で一致した。キャメロン氏は、安倍首相が目指す国連安全保障理事会の常任理事国入りを支持した。

(一定期間が過ぎると消えてしまう有用なニュースを掲載しています。)