(ニュースから)KAZUYA氏 靖国神社に昇殿参拝を 忘れてはいけない戦争の記憶

【戦後70年と私】KAZUYA氏 靖国神社に昇殿参拝を 忘れてはいけない戦争の記憶 (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150809/dms1508091000005-n1.htm

 いまの若者は、もちろん戦争を体験したわけではない。親も戦後生まれだ。そんな中で「今年は終戦70年」と言われても、なかなかピンとこないものがある。学校の歴史の授業にしても、近代史は熱心に自虐史観をたたき込まれるか、時間が足りなくて3学期終了という例も多い。

 若者にとって、日本の戦争は遠い過去の話になっている。しかし、かつて日本では、私たちと同世代か、もっと若い世代が戦争に行き、尊い命を捧げている。

 今は「個人主義の時代」と化しているが、公の精神もなければ国は衰退する。70年前の日本には、公に尽くした人々が数多くいた。それこそ、汗だけでなく血も流した。そうした尊い命があったからこそ、現代がある。この点を決して忘れてはいけない。

 《世とともに 語りつたへよ 國のため 命をすてし 人のいさをを》

 明治天皇の御製(お歌)である。そうした英霊の方々をお祀りするのが靖国神社であり、全国の護国神社である。

 私は今月3日、「みんなで靖国神社に昇殿参拝する会」を開催した。靖国神社に参拝した人でも、昇殿となるとハードルが高い。終戦70年の今年こそ、昇殿参拝するとともに、遊就館で英霊の方々の遺書や遺品を見て、当時の人々の思いを感じてもらいたかった。

 5月には、江戸末期から大東亜戦争へいたる道を記した『日本人が知っておくべき「戦争」の話』(ベストセラーズ)を出版した。さらに一歩進めて、もっと戦争について学ぼう、というのが今回の企画の発端だ。

 メディアの偏向したニュースを見ていると、「靖国神社=何やら怪しいところ」と感じる人もいるはずだ。そうではないと知ってもらいたい、という思いもあった。

 参加人数を把握するための仮募集では、全国から何と1800人以上の応募があった。「これでは、真夏の炎天下では対応しきれない」ということで、靖国神社と相談した結果、午前と午後の2部制で600人ずつ募集し、計1200人で話がまとまった。

 私は大きな組織を持っているわけではない。動画サイトでの発信だけで、これだけの人々が集まってくれた。さらに驚くべきは「若者が多かった」という点だ。10代と20代の参加者だけで半数を超えていた。親と一緒にくる中学生や高校生も目立った。靖国神社に初めて来たという人も多く、昇殿参拝に至っては大半が初めてだった。

 現代の若者が、これからの日本の担い手といえる。今回、多くの若者が参加してくれて「日本の将来は捨てたものではない」と実感している。

 私自身、今回の靖国参拝を通じて、英霊の方々が家族や友人、恋人、祖国・日本を思った純粋な気持ちに改めて触れ、心から感謝した。そして、「これからは私たちに任せてください」との誓いを新たにした。(KAZUYA)

(一定期間が過ぎると消えてしまう有用なニュースを掲載しています。)