第一章 国民不在の移民政策

私は日本が大好きです。日本人に生まれて本当に良かったと思っていますし、この国に誇りを持っています。
ですから多くの外国の方々が、日本に観光に来て日本の良さを知って下さり、喜んで頂くことをとても嬉しく感じています。
しかしながら短期滞在の観光客としてではなく、長期滞在の移民という形で諸外国の方々を大量に受け入れる政策には反対せざるを得ません。先々に非常に厄介な問題を抱えることが目に見えているからです。
就任後の安倍首相は「移民政策はしない」と明言されていました。
しかしながら『移民』という言葉こそ使用していない『偽装移民法案』なるものが、既に閣議決定され国会で可決されています。
この章ではどのようにして移民法案が可決され、それによってどのような問題が起こり得るのか、また先駆けて移民政策を推進したヨーロッパの現状等を検証して行きます。